サロン向け電子カルテサービスを無料で導入!メリットや選び方を解説します。

無料電子カルテ

サロンでは、お客様一人ひとりの要望や施術履歴を把握するために「顧客カルテ」の活用が欠かせません。

しかし、従来の紙カルテは

「探すのに時間がかかる」「施術履歴を確認するのに手間がかかる」

などの問題が生じやすく、管理に時間と手間がかかるのが実情です。

そんな中、美容業界では顧客管理の効率化やサロンのスムーズな運営を目指すために「電子カルテ」の導入が進んでいます。

特に、無料で提供されている電子カルテは、個人経営や中小規模の美容サロンにとってコスト面でも大きなメリットをもたらします。

本記事では、サロン向け無料電子カルテの導入メリットや選び方、おすすめのサービスについて詳しく解説します。

これから電子カルテの導入を検討しているサロンオーナーの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

サロンに導入すべき無料の電子カルテサービスとは?

サロン向けの電子カルテサービスとは、美容室やネイルサロン、アイラッシュサロン、エステサロンといった美容サロン向けに開発された、デジタルデバイスで使用できる顧客カルテ管理システムです。

従来は紙で管理していた顧客の基本情報や施術履歴などを、スマホやタブレットで簡単に管理でき、業務の効率化が期待できるツールとして注目を集めています。

現在、さまざまな企業からサロン向け電子カルテサービスが登場しており、そのほとんどが有料でサービスを提供していますが、なかには無料プランを提供しているサービスもあります。

利用できる具体的な機能は各サービスで違いますが、一般的な傾向として無料プランはデータ保存量や一部の機能を制限した基本機能が中心です。

一方で有料プランは、ネット予約やLINE@連携、POSレジシステムの連携など、顧客カルテシステムだけでなく、サロン運営全体をサポートする機能が付属している傾向があります。

サロンに無料電子カルテサービスを導入する4つのメリット

サロンに無料の電子カルテを導入すると、以下の4つのメリットが得られます。

・必要な顧客カルテをすぐに閲覧できる

・施術前後の写真を保存できる

・スタッフ間の情報共有が素早くできる

・保管スペースが不要になり、劣化や紛失の心配もなくなる

それぞれのメリットを詳しく解説します。

1.必要な顧客カルテをすぐに閲覧できる

従来の紙カルテでは、膨大な顧客カルテから必要な情報を探すのに時間がかかり、忙しいサロン現場では特に大きな負担となっていました。

しかし、電子カルテを導入することで、検索機能を活用して顧客カルテを即座に確認できます。

カルテを探す時間が大幅に短縮され、施術など他の業務に集中することが可能です。

2.施術前後の写真を保存できる

多くの電子カルテでは、施術前後の写真が保存可能です。

写真と一緒に顧客情報を管理することで、施術内容を正確に把握できます。

ビジュアルでの記録があることで、次回の施術時に詳細なアドバイスや提案ができ、お客様の満足度も向上も期待できます。

3.スタッフ間の情報共有が素早くできる

紙カルテは他のスタッフが使用中の場合、情報の共有に時間がかかることがありました。

しかし、電子カルテではクラウドを通じてリアルタイムでの情報共有が可能です。

スタッフがどこからでも顧客情報にアクセスできるため、スムーズな連携が取れ、施術の質やお客様対応の質が高まります。

4.保管スペースが不要になり、劣化や紛失の心配もなくなる

電子カルテを導入すると、紙カルテのような物理的な保管スペースが不要になり、紙の劣化やカルテの紛失を心配する必要がありません。

サロン内のスペースを有効活用でき、さらにデータはクラウド上に安全に保存されるため、長期的に安心して顧客情報を管理できます。

サロンに無料電子カルテサービスを導入するデメリット

サロンに電子カルテを導入することで多くのメリットがある一方、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。

・デジタルが苦手な人は使いづらい

・ネットワーク環境の影響を受けやすい

電子カルテを導入するにあたって、デメリットについても理解しておきましょう。

1.デジタルが苦手な人は使いづらい

デジタルに苦手意識を持つスタッフや、操作に慣れていないスタッフにとって、電子カルテの操作は難しいと感じることがあります。

しかし、そんな方でも操作しやすく設計されているサービスもありますので、チェックしてみると良いでしょう。

2.ネットワーク環境を受けやすい

クラウド型の電子カルテはインターネット環境に依存するため、ネットワークが不安定だと使いにくくなる可能性があります。

サロン向け無料電子カルテサービスを選ぶ基準

サロン向け無料電子カルテサービスを選ぶときの基準は、以下のポイントを参考にすると良いでしょう。

・機能の充実度

・コスト

・複数のデバイスからのアクセス

・使いやすさ

・サポート体制

これらの基準について知り、サロン向け電子サービスを導入する際の判断基準にしてください。

1.機能の充実度

施術履歴や同意書、カウンセリングシートなど、サロンに必要な機能がそろっているか確認しましょう。

写真が残せるか、手書きメモが使えるかなども重要な判断基準となります。

2.コスト

無料プランの機能がサロン規模にあっているか、有料プランに移行する必要がある場合にコストに見合うかチェックしましょう。

3.複数の端末から利用できるか

サロンスタッフが複数いる場合、同時にアクセスできるかどうかも重要です。

複数の端末での利用が可能か確認してください。

4.使いやすさ

デジタル操作が苦手なスタッフも簡単に操作でき、ストレスなく使用できるか確認しましょう。

手書きメモ機能が搭載されているサービスの場合には、文字の書きやすさも重要です。

5.サポート体制

顧客カルテは毎日使うものなうえ、サロンの財産ともいえる重要なものです。

問題が発生した際に迅速なサポートが受けられるか、必要な対応が得られるかを確認しましょう。

【無料】おすすめのサロン向け電子カルテサービス3選

サロン向け電子カルテサービスへの理解を深めたところで、無料で利用できる電子カルテサービスを紹介します。

無料で利用できるといっても、そのサービス内容はさまざまです。

作成できる顧客カルテなどのデータ保存容量が異なったり、予約システムなど顧客カルテ以外の機能が付属したりするサービスも。

結論、顧客カルテに特化したサービスを求めるなら、全機能が無料で使えてデータ保存容量も多いCAST FILE(キャストファイル)が最適です。

CAST FILE(キャストファイル)

キャストファイル

CAST FILEは、施術カルテ、カウンセリングシート、施術同意書、商品購入履歴、ビフォーアフター写真の記録の管理・編集ができる顧客管理に特化したクラウド型の電子カルテサービスです。

無料ですべての機能が使えるのが特徴で、2GB(約2000枚/月)のカルテが登録できます。

直感的に操作できるシンプルな画面で、デジタル操作が苦手な方も安心。

写真に直接手書きメモが書き込める機能もあり、顧客情報を詳細に残したいサロンにおすすめです。

予約システムやPOSレジ連携が不要なので、純粋に紙カルテから電子カルテに移行したい方に最適なサービスとなっています。

CAST FILE公式サイト https://corp.castfile.jp/about/

LiME(ライム)

LiMEは、美容師が設計した予約管理アプリで、スマートフォンで簡単に顧客カルテや予約の管理が可能です。

無料で使える機能には、顧客管理・カルテ管理・予約管理のほか、売上データやメニュー比率がみれる機能があります。

有料で使える機能には、ネット予約やレジ会計機能などがあり、サロン運営をサポートする機能がそろっています。

LiME公式サイト https://limehair.jp/

BEFORE AFTER(ビフォーアフター)

施術による変化を写真/写真比較/角度計測を用いて、直感的にお客様へ“伝える・共有する”ことに特化した顧客・カルテ管理プラットフォームです。

顧客台帳の他、来店ごとの施術写真、カルテ、カウンセリングシート、デジタル同意書などが利用できます。

無料プランの場合には、写真保存可能容量100MG(100枚程度/月)、同意書作成枚数5枚/月が作成できます。

BEFORE AFTER公式サイト https://app.bfaf.jp/

サロン向け電子カルテサービスを無料で導入しよう

本記事では、サロン向け無料電子カルテサービスの導入メリットや選び方、おすすめのサービスについて詳しく解説しました。

電子カルテサービスを導入して業務を効率化することは、サロン運営をスムーズにするだけでなくスタッフの労働環境改善にもつながります。

本記事を参考に、最適な電子カルテサービスを選んでみてください。

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